なぜか日曜日にすでに売ってたんで、読了しました。

魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で 秋田禎信

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三ヶ月連続刊行、2ヶ月目です。
前作から約20年飛び、いよいよ新章といった感じです。
表紙はオーフェンをバックに新世代が勢ぞろい・・・なのですが、右側の男性はだれだろう、っと思ったらどうやらオーフェンの次女エッジなのかなぁ。男に見えてしかたない。

新世代が出てきますが、話の中心はその一人、マヨール。その妹のベイジットは引っ掻き回し役。オーフェンの娘は、控えめな役でした。
大人陣営はやはりオーフェンと、ある意味、鍵な人物ケシオンが大きな存在。マジクは魔術は使いましたが、セリフはなしで可哀想。でも、短編がついてたんで、よかったです。えらく無気力っぽい人物になってるようですが。

お話としては、原大陸の情勢を、キエサルヒマからきたマヨールらを通じて読者に理解させるところが大きいかな。ただ、最後に話はキエサルヒマを含んだ全体の問題であることが示され、マヨールは新たに使命を帯びてキエサルヒマに戻ることになりました。
前作が旧シリーズと新世代の話への繋ぎとすれば、今回は世界的に神人種族と対決をしていくだろう話への繋ぎかもしれない。次巻の舞台は3年後。世界はどうなっているのだろうか。

次の画像は折り返しカラーイラストです。

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・・・クリーオウがおばちゃんぽい!
うん。まぁ40近いだろうしね、しょうがないんだけど、旧シリーズ好きにはちょっとショック。オーフェンはセリフがあるだけに、大人になりつつ昔の部分があるのが読めるんですが、あまり出番の無いクリーオウはどうなんだろう。おそらく表舞台にはでてこないんだろうけど、ちょっとショックです。

後書きにありましたが、
「メイソンフォーリーンとキャプテンキースが船もろとも相打ちするのはこの時。」
って、キースが相打ちで神人を倒したの!?なんかできそうな気がして怖いけど、どういうことなんだろう。知ってる人がいたら是非教えてほしい。オーフェンペティアにも載ってないんだけどなぁ。

さて、来月はいよいよ第三弾。期待して待ってます。





よし!今日の更新間に合った。