楽園 vol.8 白泉社
作者陣は画像下帯参照

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恋愛系の話のみのコミック楽園も、もう8巻。初めはどこまで続くかとおもいましたが、安定してきました。
そろそろ刊行ペースを速めてもいいのではないだろうか。

いくつもいい漫画があるけど、まずは、いろいろ物議をかもし出した木尾士目の「Spotted Flower」(斑・花→咲?)
娘ではなく、息子が生まれるかもと聞かされ、オタクな自分が健全に育てる自身がないと弱音を吐く夫。それを励ますいい夫婦な会話なのですが、げんしけんとのつながりを妄想しながら読むとまた面白いです。

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最後の一コマ。
息子より娘を育てたかったってのは分かるが、幼女とか言うなw


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シギサワカヤ「お前は俺を殺す気か」

楽園のこの号は比較的落ち着いた話が多いなと思いましたが、そんな中で、こちらはこれからどうなるのか、どきどきの話。

有能なデザイナーのもとに雇われた女性は少し謎があって・・・? 

デザイナーの独白が一話を通じて心境を伝えていて、彼女の人となりや、新しい関係に困惑する気持ちが伝わってきます。凛としていてミステリアスな、しっかりしているようで少しおかしなところのあるヒロインの秘密は最後に分かります。
読み終わったあと、思わずこれが読みきりでなくて、連載だということを確認しました。今後どうなるのか、早く続きが読みたいです。





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沙村広明「オムレツの思い出」


主人公はおばさんに惚れてて、幼馴染の少女はそれにやきもきして・・・、という話に見えましたが、最後の一ページで爆笑です。
ひとつ前のページからは想像もつかない落ちで、笑ってしまいました。沙村広明先生の話はユーモアが冴え渡っていて大好きです。




まだまだまだまだお勧めしたい話ばかりですが、この辺で失礼します。