KISS×SIS 11 ぢたま某
ビリオネアガール 2  支倉凍砂
状箱騒動 佐伯泰英
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KISS×SISはもう11巻。連載当初の予想とは違った方向になってきましたなぁ。
登場時はただの服屋の店員だったお姉さんが担任になってさらに恋人になるとは思わなかった。三国がもうちょっと来るかと思ったです。まだまだ話は終わってないし、これからの展開に期待。この巻の内容は

あこがエッチな下着で一人エッチ
桐生先生と一つの布団であったまる
お風呂で全裸、モザイク付き
りこを攻める圭太
校内デートで桐生先生とディープなキス

等々、面白かったです。


ビリオネアガールは、トレーディングで稼いで100億円以上資産のある女の子の話。
主人公恵が、少女紫と一緒に大学の友達たちとバーベキューに行く話から。一緒にバーベキューなんてしたことなかった紫はかなり楽しめたようです。一緒に買い物にいったり、株の勉強を始めたり、少しづつ近づいていっている二人ですけど、紫は不器用だし、恵もマイペースだし、まだまだ時間がかかりそう。
それに紫は億万長者ってやつですが・・・。それを気にしないで付き合うっていうのは、どうするということなんでしょうね。その事実を見ないってことではないでしょうし、その上で紫という一人の少女を見る?言葉の上では簡単ですけど、お金が絡んでくる問題は難しいですね~。


状箱騒動は酔いどれ小籐次シリーズの新刊。
水戸行きの一行が「状箱=江戸に居る藩主と水戸の通信便」が奪われる事件に巻き込まれます。
小籐次は相変わらず無敵ですが、剣の使い方や、酒の飲む姿の描写がいつもより詳しくてよかったと思います。
最期は国三が意外な才能を発揮して、今後どうするのか考えているという、いい終わり方でした。居眠り磐音の宮松や幸吉、吉原裏同心の竹松など、若い世代が育ってきてると、シリーズが進んだことを、そして終わりが近づいてきていることを感じさせます。