ここは関東? ~山梨の日々~

漫画・小説・ゲームなど適当に、備忘録にでもできたら。

タグ:ジェフリー・アーチャー

土曜日に購入して、感想は遅くなりましたが、その日に一気に読了しました。待ちに待ってた作品です。

死もまた我等なり 上下 ジェフリー・アーチャー
IMG_1037
時のみぞ知るの続編です。Uボートの攻撃で死んだアメリカ人、トム・ブラッドショーを名乗り別人として生きることを決めたクリフトンが、アメリカ上陸と同時に身に覚えの無い殺人罪で逮捕される所で終わりました。

ブラッドショーがアメリカにいるときに犯した犯罪によって逮捕されたクリフトンですが、ブラッドショーの両親に依頼された弁護士は両親の意向に沿った弁護をすることでクリフトンの身元を明かさせずに、刑務所に6年懲役の実刑判決が下されました。
この辺り、前巻を読み終えてどう展開するのかとは思ってたんですよね。捕まってもクリフトンの名を捨てるため、偽名を名乗ったことを明かさないのか、それとも本来の名を明かして刑を回避するのか。そしてその結果、弁護士と話し合い綿密な法廷闘争の場面が繰り広げられるのかなどなど想像してました。実際のところは読んでみて面白い展開だったのではないでしょうか。

そしてイギリスではエマがブラッドショーの名でクリフトンの母に送った手紙の宛名を見て筆跡の一致を見て取り、クリフトンの生存を確信。アメリカにいくことにしました。

しかし、刑務所でのいくつかの出来事がクリフトンを戦場へ。そして、エマの奮闘によってクリフトンの所在を確認するも、ときすでに遅く彼は戦場にいった後。二人の再会はクリフトンが戦場で負傷し、イギリスへ戻らされたあとになりましたが、無事息子ともども会うことができました。


クリフトンが戦場でドイツ軍元帥を騙して、降伏させた活躍は出来すぎのようではありますが、史実のモデルがいるそうです。でも、やっぱり出来すぎだよなぁw

あと、この戦争関連の話だと、刑務所から一緒になったスリのパット・クウィン。そしてジャイルズと一緒の部隊になった肉屋のテリー。二人はそれぞれを助けてよい活躍をするのですが、登場した直後から「この二人死ぬだろうなぁ」って思ってたらやっぱり死んでしまった。前巻からですが、ジェフリー・アーチャーの作品をこれまで読んできた人からすると、立場やら展開やらが読めてしまう場面がチラホラあるのが今のところの一番のマイナス点です。作者のストーリーの癖として仕方ないのかもしれませんが。


イギリスではウォルター・バリントンが死去したのち、ヒューゴーが一切の資産を受け継ぎますが、失敗だらけで会社もどんどん傾いていきます。
落ち目になった人物には容赦がない運命が。会社を持ち直せる良い取引のニュースが続いた直後に、昔の罪に対して罰を受け、死んでしまいました。

そしてこの巻の最終場面。バリントン家の財産は、ジャイルズが相続するのか、ヒューゴーの血を受け継いでいるかもしれないクリフトンが継がなくてはならなくなるのか、爵位も含めるため、貴族院で議論され投票が同数だったところでこの巻は終わりました。
 
洗練されて読みやすく、ただその分物語が軽くどんどん進んでいってしまうという感想を持ちました。帯に「ケインとアベル」を越えた、とありますがまだまだその域ではないかと。全ては完結したあとの評価になると思います。
 
 
さてさて、英語版は続きがでているので、早く翻訳が待ち遠しいです。


そういえば、購入したあとの土曜に一気に読んだのですが、感想を書いてなかったので上げてみます。

時のみぞ知る 上下 ジェフリー・アーチャー


サイトや帯の宣伝文句の通りに、アーチャーの最高傑作になる予感がします。

章立てはアーチャーがよく使う形で、語り口がそれぞれの登場人物に変わって、同じ時間をそれぞれの視点で眺めつつ少しづつ先に進むというかたちです。このかたちだと、一つの場面を様々な角度から見れるので、その分理解が深くなって、登場人物に対する共感も深まりました。

労働者階級に生まれたハリー・クリフトンを主役に、貴族階級で親友のジャイルズ・バリントンら、多くの友人とともに真っ直ぐに成長する物語であり、バリントン家の主人ヒューゴーとハリーとに関わる謎が物語の影を差しています。
この上下巻は、ハリーが20歳頃までの話ですが、非常に真っ直ぐな育ち方をしています。貧しい暮らしでしたが、親身になってくれる大人がいて、才能を見出して成長させてくれる人もいて、親友もいる中で難関高校(高校という名前ではないですが)からオックスフォード大学に進学しています。苦悩や大変ショックな出来事はありますが、復讐や殺意といった暗いテーマは入らずに、基本的に前向きな物語ですので、そのあたりは趣味に合う合わないはあるかと思います。

とにかくどんどん引きずり込む話の展開が、読みやめ時を作ってくれません。最期の2ページの展開もまた見事で、次の巻に対する気持ちが掻きたてられます。

あえて難を述べれば、作者のこれまでの作品、「チェルシーテラスへの道」や「ケインとアベル」などとなんとなーく似たイメージが掘り起こされて、どっかで読んだような展開・・・?という気持ちにさせられる所もあります。ただ、今作のハリーは先の物語よりは少しあとの時になるので、先の作品では中年で迎えた第二次大戦を、大学に入学がきまる頃に迎えることになります。


このクリフトン年代記シリーズは三部作以上あるとのことで、まだ一部が終わったところなのでこの物語が例えば先述の「チェルシーテラス」のようにサクセスストーリーにまとまっていくのか、「ケインとアベル」のように壮大な人間ドラマとしての面が大きくなっていくのか、まだまだ分かりませんが、どちらにしても早く続きを読みたくなる作品なのは間違いないです。もう英国では3巻まで出ているそうなので、早いところの翻訳が待ち遠しいです。

時のみぞ知る 上下 ジェフリー・アーチャー

IMG_0931
電車の吊広告で発売されてたのを知る。ああいった広告で役に立ったのは初めてかもしれない。

ジェフリー・アーチャー氏の新刊。氏の作品は、「100万ドルをとり返せ」から「ケインとアベル」、「チェルシーテラスへの道」などなど好きなのが多いが、最近のはちょっとパワーダウンが否めなかったと思う。
ただ、今回の新作はかなり評判がいいようなので、期待してます。
土日にかけてゆっくり読みたいけど、もしかしたらすぐに読んで止まらなくなってしまうかも・・・。


「うちのメイドは不定形2」が売ってないーーーー。スマッシュ文庫というシェア小さいレーベルなのが問題なのか、本屋にさっぱりないです。こういうときにはアマゾンお急ぎ便。明日には到着しますー。


※追記 読後の感想も上げました こちらです http://yamanasi.doorblog.jp/archives/53950401.html



先に書いてた、
宇仁田ゆみ「青みゆく雪」
の他には10月は今のところこれくらい
IMG_0133
同人誌は
あずにゃんの無人島漂流記
人生ゲームAlter総集編
催眠えっち
vincent lover
奥様は元魔法少女
以上、メロンブックス通販

メンズヤング11月号
清家未森「六蓮国物語」
ジェフリーアーチャー「15のわけあり小説」
ふるかわしおり「はにめろ」1巻
「あずにゃん~~」は紹介で興味もって買ったけど、短かったし、あまりおもしろくはなかった。
「人生ゲームAlter」はおまけ漫画も炉成分が多くて、守備範囲外な内容が多かったのが残念。高校時代とかクロエの出番がもっとみたかったー。作者様のサイトはhttp://haijin.blog7.fc2.com/blog-category-20.html web漫画の人生ゲームは面白かった。
「元魔法少女」はサークル買い。最近はエロ系で、あまり趣味じゃない話が多いのですが、作者様のギャグ系SSはとっても好き。サイトはhttp://imiju.jp/ 完結してないけど、Turn Fとか面白いです。

「六蓮国物語」は未読。先に「李嗣源」などよんでたんで、手を伸ばしてません。なんか本屋でさっぱり見つからなかった。
ジェフリーアーチャーは5月に出てたようで、今更購入。短編はやっぱり切れがあって面白い。前作、前々作が冒険小説とサスペンスもので、興味が沸かなかったのですが、この短編は1編、1編にユーモアと予想外な展開がこめられてて面白い。早く次の作者の持ち味を生かしたサーガが読みたいです。
「はにめろ」はblogで紹介されてたので、買ってみた。まぁ・・・ぼちぼちな内容。同じ高校の女子高生が二人もアシスタントにきたりとか、エロ漫画誌に載ってるけど、さっぱりエロが無さそうな主人公の作品とか、設定に突っ込むと負けです。

自分がどれだけ買ったか忘れないように今後は全部載せていこうかなっと思ってます。

このページのトップヘ