TOブックスは取り扱いが少ないのが、三件目の本屋で購入できました。

魔術師オーフェンはぐれ旅 キエサルヒマの終端
IMG_0106

懐かしいシリーズが帰ってきた。そんな気持ちで読み始めました。
オーフェンペディアを見ていたので、大体内容はわかってましたが、大変楽しみでした。
無謀編のキャラとの再会など、もっと絡むところがあると思ってましたが、そこは意外と何も無く、新大陸開拓に向けて、協力していました。ちょっと残念。
作品中は基本的に真面目な展開なので、しかたないかもしれません。コギーは相変わらず暴走しかけるところもありましたが、ちゃんと成長をしているようです。しかも、旦那持ち。うーん。なんかちょっと残念な気が・・・。

エド(コルゴン)ってこんなキャラだったかと、改めて発見。大陸を救う目標が挫けた彼は、刺客としてオーフェンに再度対峙します。そして、覚悟の違いでオーフェンに再び敗北してしまいました。
オーフェンは前作の最終巻のノリをそのまま持っているのか、真摯に開拓計画を進めていきます。大人になったもんだと思いつつも、もっとはっちゃけた所がみたかった。まぁそうするには強すぎる人間になっちゃいましたけどね。

IMG_0107

カラーイラスト。
やたら童顔だったコギーが一番成長しているように見えます。
全員の名前はなんとかわかりましたが、キースのちょっとつまらなそうな顔が気になります。土人二人はイラストには出ていますが、本編では最後にちょっとだけ出番があるだけです。基本路線がシリアスなので、彼らがでるとどうしてもコメディになってしまいますものね。

新シリーズへの期待が持てる一冊でした。来月の「約束の地で」、そしてその次の「原大陸開戦」も非常に楽しみです。