感想はネタバレを含みますのでご了承ください。

 手に取った瞬間思ったことは「薄っ!」
 内容は期待とは違ってちょっと残念でした。

 日常ラブコメ編ってことだったんですが、実際は、設定説明編という感じでした。
 レイヴィニアによって、魔術やら第三次大戦を説明するのが前半でした。、一方通行、浜面には必要でしたが、上条や読者にとっては、既知の情報が多くて今更。折々にそれぞれ陣営の女の子が乱入してきましたが、煽り文に書かれるほど盛り上がった話にはならずにそれぞれ数ページで退場してくので、息抜き程度にしかならず、もうちょっとページ割いて話がほしかったです。。
 その中でいえば、日常パートは浜面組が最高。テレパシー受け取るは、フレメアに嫉妬するわ、滝壷がヤンデレ化しそうな勢いで爆笑です。カラーイラストからして笑えました。
 後半、三人の協力によって学園都市の危機が救われますので、そこが見所かな。敵はものたりないですが、三人が協力してってのがポイントですね。新約では今後もこんなシーンがでてくるのかな。

 あと、神裂が久しぶりに活躍。というか、勝利。これまで、かませかませな扱いだったと思いますが、大活躍でした。ジーンズで宇宙は流石にないだろと思いますがw

 あとがきで、作者本人が言ってましたが、第一作では出せない内容。魔術の説明や既知のことの叙述が多くて、新約の一巻がこんな内容だったら次は立ち読みに切り替えたかもしれないってくらいですね。とりあえず3巻を早く出してくれ。

 わくわく期待してた内容とは違って肩透かし。3巻からの展開のために、登場キャラの立場確認のための巻だったなというのが感想です。


 あ、美琴が動いたラストの展開がよかった、今後の出番も保障されましたね。インなんとかさんはいいんで、美琴の出番を増やしてほしいなぁ。