ゲート 外伝弐 黒神の大祭典編  柳内たくみ
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外伝2巻がやっと出ましたので、本日購入して、早速読了。すごい面白かったです。
表紙でロゥリィと戦ってるのをレレイかと誤解しましたが、これがメイベルでした。レレイは後ろにいますね。あとは生まれた子供を抱えたボーゼスや富田や伊丹たちですね。
 
内容としては、富田とボーゼスの子供の七五三の様な生誕祝いをやることになりましたが、それにあわせてアルヌス全体で祭りをすることにしたら10万人以上くるような大祭になって、大騒動という感じ。それを主軸にロゥリィの過去とその因縁の決着がつけて『愛』の神になる試練を乗り越える!というのが内容でしょうか。
よって、他のヒロインたちの出番は少なめ。ヤオは頑張ってましたが、レレイやテュカの出番はほんのちょっとでした。ただ、最後のページでは、死んだはずのテュカの父親絡みの話にが出て終わっていましたので、次はテュカの出番が多そうです。


前巻で登場した謎の女メイベルが登場し、アルヌスまで来ましたが、等身大のキャラというか、実物が登場すると結構ガッカリキャラというか、あまり迫力が無かったりw 謎の黒幕の時は不気味さがあったんだけどな。

昔昔のロゥリィが亜神であることを明らかにした事件と実は関わりがあるメイベルが、ロゥリィが司祭をするボーゼスの結婚式を妨害に来ました。ロゥリィの眷属でもある伊丹も巻き込まれるのですが、そこは普通の戦いではなく、お祭りらしく150人対150人の棒倒しで競うことに。なぜだか他の亜神の眷属と伊丹が戦うことになったりと、非常ににぎやかでした。

この巻では、他の神に仕える亜神が多くでてきたり、過去の国や伝説の装備など、ロゥリィの掘り下げとともに、世界の仕組みについてもこれまでよりも詳しくわかるような内容になって、外伝らしさが出てると思います。

ゲートシリーズを読んだ人なら、買って損無しな内容で大変面白かったです。
次も早く読みたいけど、前巻が出たのが去年の9月・・・。来年になるのかなぁw