最新巻8巻まで読了しました。
主人公の設定があまりにも中2でどんななのか恐れてましたが、想像してたよりずっと面白かった。

クールで最強で実は軍人で実は特級の開発者でと設定が狙いすぎとは思いつつも、面白く読めたのは構成力でしょうか。劣等生と自嘲していた主人公は、徐々に力を発揮しつつ周囲に認められていく展開です。他とちがうのは、物語開始時点で実は最強に近い力を持っていること。なので成長というのはあまりないです。その役目は主人公周りの人々が果たしていっています。
あと、主人公が精神をいじられて妹のこと以外情動が無いという設定のためではあるのですが、1巻の壬生センパイとの会話などなど各所で見られる、主人公が高みから見ているような頭の中の考え方が多少鼻につきました。

文章は大仰な修飾が多いように思いますが、概ね読みやすいです。そのへんも中2テイストですね。主人公の妹の深雪の描写も、巻が進むごとにどんどん神がかった美少女に進んでいってます。ちょっとその辺りがしつこいです。
あと、7巻の場面で以下のようなのがありました。
「弁論大会に突然敵兵士が乱入→一人立ち向かい取り押さえる→上官が現れて皆の前で特別な軍人であることが明かされる」
この流れって、授業中にテロリストが突然来て、とか実は○○な身分であるときそれがばれてしまうみたいな妄想のまんまでないですか。ちょっとやりすぎだと思うw


色々突っ込みどころはありましたが、面白い作品だと思います。読んでなければ一度挑戦してみてはいかがでしょうか。