まだまだ続くよガンパレはー♪ ということで、ファンブックを含めると34冊目になる榊ガンパレです。なぜか裏表紙折り返しの一覧には「あんたがたどこさ」が載ってないのですが、著作リストには載ってます。どういう扱いなんだろう。
感想はネタバレを含みますのでご了承ください。

ガンパレード・マーチ2K 5121暗殺 榊涼介
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帯に載っていますが、2Kシリーズはこれで終了とのことです。
北海道の反乱鎮圧とともに、樺山は倒れましたが、まだ財閥系には裏組織があるようで、この巻ではそれらとその手先が暗躍します。5121の面々が襲われましたが、最終的に、逆襲して首謀者を捕らえることができました。そういう話はそろそろいいなぁ、ってのが感想。裏の権力とか、これ以上でてくるなよー。大原首相に任せておいてくれ。こんなときに内輪もめできるあたり、理解不能というか、はてまた現実に即してるんでしょうか。

アメリカ東海岸に幻獣が上陸したので、次の巻はそちらの話になる模様。流石に5121が出張するのが無理がありそう。さて、どんな話になるのか。2kシリーズは内乱やら謀略ばかりだったので、展開に対して爽快感が無かったので、気分よく読めるのがいいな。

つくづく思いますが、ユーラシア大陸を圧倒的に占領した幻獣に対して、日本の一部やアメリカはなんでこんなに自分たちなら勝てる。なんて気でいるのかが謎で仕方ないです。内紛起こしてる場合じゃないだろうに。この世界のアメリカの力なんてのも次の巻では見たいです。


逆襲の刻シリーズあたりまでは幻獣対日本という感じでしたが、2Kは北海道だけでなく、その背後の世界にまで話が広がりましたね。もう完全に榊ワールドができてる感じです。もうこのまま世界全てと、幻獣問題に対して榊ガンパレ独自で決着を着けていってください。